Cocktail at Home

カクテルの由来

COCKTAIL - 雄鶏の尾。
この単語の由来は諸説あり、定かではありません。

・『雄鶏の尾っぽの羽根のようなもので混ぜ合わせて作ったからである』

・あるいは『グラスの中身がアルコールである事を示す為に、羽根をグラスに差す風習があった』

・はたまた、『雄鶏の羽根」自体に純粋ではない、 つまり何か混ざっているという意味がある』

などなど、このほかにも様々な説があります。
ただ、お酒は人類がまだ文明を持たない頃からたしなまれていたことを考えると、お酒というものをより美味しく飲むために考えられた、人類の“探究心のあらわれ”と言えるかもしれません。

ちなみに混ぜ合わさった飲物は、広い意味ですべてカクテルと言えます。近頃流行りの「ハイボール」もカクテルの一種なのです。 
ここでは「ハイボール」の様にご自宅で簡単に作れる、あるいはひと手間かけて、ホームパーティーなどで活躍するカクテルを幾つかご紹介します。

ここでは、ご家庭で作れるカクテルをご紹介していますが、より美味しく作るために、是非一度プロのバーテンダーの作るカクテルを味わってみて下さい。

ビアカクテル

お好きな炭酸飲料やトマトジュース、野菜ジュースなどをグラスにビールと半分ずつ入れるだけ。

カシスやミントなどのリキュールがあれば、お好みの甘さになるようにビールに混ぜ合わせて下さい。ビール:材料が5:1~10:1くらい割合がおススメです。

左)Mint & Champagne
右)Cassis Beer

シャンパン・ワインカクテル

お好きな炭酸飲料、フルーツジュースなどと白ワイン、赤ワイン、シャンパンを半分ずつの割合で。ビア―・カクテル同様、リキュールがあればヴァリエーションも広がります。

色合いがよく、アルコール度数も比較的低めですのでホームパーティなどには最適です。

ラム・フルーツパンチ

パンチボウル(大きめのサラダボウルでも可)にラム(ホワイトでもダークでも構いません)200ml、お好みのフルーツジュース200ml、一口大にカットしたお好みの果物(パイナップル、キウイなど)を入れ、軽く混ぜて冷蔵庫で冷やしておきます。

提供する直前に、冷えたレモン系炭酸飲料を200ml~300ml加え、軽く撹拌して出来上がり。オタマでグラスにすくい分けて召し上がれ。

サングリア

パンチボウルにワイン750mlを注ぎ、一口大にカットしたお好みの果物(リンゴ、バナナなど)、砂糖60g、あればブランデー60mlを入れ、よく混ぜます。

そのまま冷蔵庫で冷やせば出来上がり。 
赤ワインならクローブ、白ワインならミントの葉など、ハーブやスパイスを加えるとより一層美味しくなります。

~Sangria~
Photo by Shinji Fuse @Herb Studio Co.,Ltd.

ミキサーを使ったカクテル

苺や桃、マンゴーなどお好みの果物をミキサーにかけ、ピューレ状になったものを製氷皿に入れて冷凍庫で凍らせます。
出来上がったフルーツ・キューブをグラスに入れ、ワインやシャンパンを注いでお召し上がり下さい。

ミキサーの刃がチタンなど丈夫なものであれば、ラムやウォッカを加えてキューブごと回してしまいましょう。
バニラアイスやチョコレートなどを使えば、ご家庭でも美味しいフローズンカクテルが楽しめます。

左)Strawberry Frozen
右) Ice cubic & Champagne

Photo by Shinji Fuse @Herb Studio Co.,Ltd.

ホット・カクテル

コーヒーや紅茶にブランデー、ウィスキーなどをたらして飲むのも美味しいのですが、もうひと手間加えてみましょう。
 
ミルク・パンに赤ワインとミネラルウォーターを1:1で入れ、砂糖、シナモン、クローブ、レモンの皮などを加えて弱火で温めます。沸騰直前に火を止め、カップに注いで出来上がり。『ヴァン・ショー』です。ミネラルの代わりにオレンジ゙ジュースを入れても美味しいです。

ブランデーやラムをお持ちでしたら、ミルク・パンに牛乳、卵、砂糖と一緒に入れ、ホイッパーで混ぜます。弱火にかけ、卵が固まらないよう混ぜながら温め、カップに注いで『ホット・エッグノッグ』の完成です。ナツメグをふりかけて召し上がれ。


~Hot Eggnog~